まぶしさは不快なだけでなく、ともすると危険ですし、目にも負担がかかります。
また、お肌にダメージを与える紫外線は、目にも大きな負担をかけます。
そんな屋外での「困った」の解消法を中心にして、
プラスαの機能を備えたレンズをご紹介します。
まぶしさケアには大きく分けて、4つの方法があります。
- カラーレンズやサングラスで解消。
- 特殊フィルター〈bui〉で解消。
- 遮光レンズで解消。
- 最近は特殊カラー(blue)、特殊コートで解消する方法もあります。
- 屋外に出る機会が多く、夏じゃなくても、まぶしさが辛い。
- 度付きのサングラスがほしかったが、できないと思っていた。
- ハンドルを握る時間が長く、まぶしさに疲れる。
- まぶしい時は、集中できない。
- ガーデニングの時、気軽に掛けられる色付き眼鏡がほしい。
- まぶしさを抑えながら、目元を明るくしたり、涼しく見せたいけど……
天気の良い日や光源の強い室内では、自分にあったカラーレンズを使用するという方法がとられてきました。
もちろんサングラスでもOKです。
ただし、お仕事ではNGのかた向けに、太陽光によってレンズカラーが自動的に変化する「調光レンズ」も、おすすめです。
色変化の早いものもございますので、使いやすくなっています。
カラーレンズ
調光レンズ
- パソコン等、VDTワークが多いので、まぶしくて目が疲れる。
- サングラスだと屋外、室内を問わず、日常的に使えないので困る。
- 白内障等、まぶしい光に敏感。
- デザイナーなので、モニターの色が変わって見えると困る。
カラーレンズでは仕事柄困る、印象が悪くなるので使いにくい、という方には「特殊フィルターのコーティング」を施した、 bui(ビュイ)というレンズがあります。無色なのに「まぶしさ軽減効果」があります。
ビュイ(b.u.i)は世界に先駆けて、自然界の原理を応用して開発された「ネッツペックコーティング」を採用。
サングラス(偏光レンズ・カラーレンズ)の場合、
まぶしさはカット出来ますが瞳孔が開いた状態になり、長時間使用の場合、眼精疲労の原因にもなります。
無色レンズでありながら、光のまぶしさを和らげ、やさしい光だけを眼に通すことにより、瞳孔の拡大収縮を抑え、鮮明な視野と眼の疲れを防ぎます。
ネッツペックコーディングは、半透明の特殊金属を六角形状にコーディングし、 これにより、コーディング部の間を透過した光が木陰のような雲膜現象を発生させ、 光のまぶしさを和らげ、やさしい光だけを目に届けます。
眼科医向けの情報誌「あたらしい眼科」、「初期白内障における
コントラスト視力と[OA・パソコン用メガネ(ビュイレンズ)]の
有用性」と題した論文が掲載され、[OA・パソコン用メガネ
(ビュイレンズ)]の優位性は眼科学会からも認められました。
論文の中で特に初期白内障の方の場合、まぶしさに敏感なためサングラスを使用する例が多くみられました。
しかし、有色であるため暗い所では視認性が低下する問題もあり、
心理的にも抵抗を感じる方もいらっしゃいました。
ネッツペックコーティングを採用した[OA・パソコン用メガネ(ビュイレンズ)]はこの問題を全て解消。
無色透明でありながら、まぶしさを抑えるという優れた特性と確かな効果が、
東京女子医科大学眼科学教室の先生方の厳密な学術的検証により、実証されました。
また、OA・パソコン用メガネ(ビュイレンズ)は白内障の手術前・手術後の方だけでなく、
正常視力の方のコントラストも向上させ、室内においても効果が高いことも合わせて実証されています。
- スマートフォン、パソコンのモニターを見続けると目が疲れる。
遮光レンズはまぶしさの原因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(=紫外線+青色光線)を効果的にカットし、
それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた
特殊カラーフィルターレンズです。
まぶしさにより白くモヤがかっているように見える状態を、
短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。
パソコンのモニターやスマートフォンの画面から発せられる「青色光」をカットし、まぶしさやちらつきを抑えられ、
疲れ目を予防します。
機能レンズ無し
機能レンズあり
サングラスの定番カラーであるグレー系レンズは、目に入る光を均一にカットするため、全体的に視界が暗くなります。遮光眼鏡は、まぶしさの原因となる光(青色)をカットし、明るさを感じるために必要な光(黄,緑色など)はできるだけ取り込むため、まぶしさを抑えつつ、明るく自然な視界を確保できます。
より充実したカラーバリエーションの中から、ご希望の色や用途を組み合わせて、それぞれの症状に最適なカラーをお選びいただけます。
- 白内障初期、白内障術後、網膜色素変性症、加齢黄斑変性、緑内障による視野狭窄、
その他視神経疾患などまぶしさにより、見えにくさを感じる方に。
400〜500nmの波長光は特に散乱率が高く、
まぶしさやコントラスト低下といった症状を引き起こします。
エネルギー量が大きいため、網膜や角膜に悪影響を与えてしまいます。
TOKAIのクリアカットレンズシリーズ「CCP・CCP400」はこれらの光を有効にカット。
網膜色素変性症・糖尿病性網膜症・白内障を
はじめとしたまぶしさを感じる眼疾患の不快感を緩和し、
コントラスト低下を抑えます。
白内障手術前
水晶体を摘出し、眼内レンズを
移植したとき。白内障手術後は
このように色を感じます。
カラーフィルターレンズ装用時